2015年02月20日

ミルフォード個人ウォーク 出発前日

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プカキ湖 この先にMtクックがある


長いフライトとバス移動を終えて到着したのはテ・アナウという町。クィーンズタウンから車で2時間半のところに位置する、ミルフォード・トラックの起点の町です。
とても小さい町なのですが、観光案内所をはじめ、ホテル、食料品店、薬局、スポーツ用品店、レストランなど必要な物がほとんどそろっています。


この町のDOCで事前に予約していた『ハットチケット』を受け取ります。代金はクレジット決済なので受け取るだけです。
釣りをしたい方はここで『フィッシングライセンス』を購入します。24時間制で25ドル(約2,300円)。
持ってきた釣竿等はここでチェック受けます。(ニュージーランドの河川は『ディディモ』という外来植物の被害にあっているためかなり厳しいチェックがあります。)


テ・アナウの町の写真をUPします。


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タカヘというニュージーランド固有の飛べない鳥
観光客はみんなここで写真撮ってました。




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ラベンダーが自生してます。
いい香りしていました。





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今回宿泊したホテル。
WIFIはロビーだけですが無料で利用できました。




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『レッドクリフカフェ』
町で一番おいしいレストラン?カフェです。




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店内の雰囲気はとてもいいです。
この日は予約でいっぱいでしたがナントカ席を空けてもらいました。





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シカ肉のロースト。クセがなくておいしいです。
ニュージーランドでは食肉用としてシカはたくさん飼われています。
付け合せのポテトが多い。。。





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魚です。何のお魚か忘れました。
下に敷いてある麦みなたいなものがプチプチして美味しかったです。



前夜祭は楽しいものです。
明日はいよいよミルフォード・トラックへ。

posted by 山一観光 at 19:59 | Comment(0) | ニュージーランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月18日

ミルフォード個人ウォーク 装備編

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ミルフォードトラックを歩くための装備のご紹介です。

【装備品】
<ザック>
テ・アナウの宿に荷物を預けるなら、40LでOKかもしれません。
ハット滞在を充実させようとするとイロイロ道具も増えます。そうなると50Lか60Lになります。
私の場合、60Lを持っていきました。行程が周遊で前泊宿に荷物を預けれないため、すべて持って移動しました。ザックの重さは最初17Kg でした。

<ザックカバー>
サックカバーは必須です。
また防水袋で衣類やカメラなどの濡れては困るものを入れておいた方がいいです。防水袋ごとに分けてパッキングしておくと出し入れも簡単で便利です。

<寝袋>
『一日の中に四季がある』と言われるくらい日較差が大きく、気温の変動があります。
今回はモンベルのダウンハガ―#3を持っていきました。
暑くなったらジッパーを空けて調整すると良いかと思います。

<雨具>
ミルフォードトラックは非常に雨が多い地域です。雨具の装備は必須です。
上下セパレートタイプの雨具でゴアテックスならなおいいです。
寒くなった時の防寒具としても重宝します。

<衣類>
基本的に着替えないのであればウール素材の衣類を着用すればよいかと思います。
今回ウールのTシャツにアイスブレーカーのアンダーパンツで事足りました。
インナーダウンは軽いので重宝しました。

<シューズ>
重い荷物を背負って歩きますし、3日目は山をかなり下りますのでやはりハイカットの登山靴がオススメです。他の方もみなさんハイカットの登山靴でした。ゴアテックスがあるといいですね。靴下はウール素材で。

<トレッキングポール>
迷った末に持っていきませんでした。もしザックに入るなら持って行かれてもいいかと思います。ミルフォード・トラックは整備された山道です。トレッキングポールがあれば足腰のかかる負担を分散することができます。ただし練習しておいた方がいいですね。迷ったら持っていきましょう。

<食料>
とにかく残飯やごみが出ないものを選びました。
パスタにレトルトのソースやカレーなど。お米に関しては炊き立てが良いというこだわりがあるので生米を日本から持参。ほぼ毎晩ご飯は炊きました。あとは梅干しや海苔、ふりかけ、味噌汁、サバ缶など。現地のスーパーでハムとパンを購入して昼食を作ったり、餅付きのぜんざいも持っていきました。
欧米人はベーコンや生野菜など私がちょっと無理かなぁと思っていたものをたくさん持ってきてました(笑)
基本10食分+1食(予備)+行動食でよいかと思います。


<ワイン>
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ニュージーランド産ワインは日本ではあまり出回りませんが、香りもよくお勧めです。
余裕があれば入れ替えて持っていくのもいいと思います。


<カメラ>
今回は『SONY α6000』と『NEX5』を持っていきました。
モバイルバッテリーは3回ほど充電できるものを持っていき、1台につき1回充電したくらいです。
晴れた日はiPhoneのカメラでも十分きれいに撮れます。(SNSなどにUPするくらいなら十分)
※ちなみに電話の電波は圏外です。GPSはほぼ通じます。

その他思いついたら追記したいと思います。
質問がある方はお待ちしています。

次回はいよいよ出発です。

posted by 山一観光 at 16:19 | Comment(0) | ニュージーランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月16日

ミルフォード個人ウォーク 準備編

2015年1月19日〜22日の4日間
念願かなってミルフォードトラックを歩くことができました。

今回はいくつかに分けてブログを書いて行こうと思います。

ミルフォードトラックの個人ウォークは日本人にはなかなか行きにくいと思います。
理由としてはいくつかありますが、
■個人ウォークの情報量が少ない。
■英語サイトがメインなので分りにくい。
■旅行会社などを通しての予約ではないので心配。

実際に歩いたことを基に、心配になりそうなことを書いてみたいと思います。
行ってみたいと思われる方に必要な情報が届けばと思います。


ニュージーランド南島にある世界遺産『ミルフォード・サウンド』。
その渓谷の谷沿いを歩く"世界で最も美しい散歩道”と言われる世界的にもその名の知られたコース。
全長54km、3泊4日の行程で息をのむような景色を見ながらトレッキングをします。


【申し込み】
個人でここを歩くにはニュージーランド自然保護省(DOC:Department Of Conservation)のWEBサイトに直接申し込みます。
今回はこの方法で申し込みました。出発の日が決まると自動的に3泊予約が入るシステムです。
(とても人気なので、申し込み開始時間から30分で満室になりました。。。)

今シーズン2015年10月27日〜2016年4月27日までの申し込みは
2015年2月24日(火)午前7:00開始です。

一つのハット(山小屋)は40名定員。
基本的に延泊は出来ないので必ず次のハットへ移動しなくてはなりません。
以下ハットの装備です。


【電気】
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キッチンのみ電灯があります。夜は22時に消灯、朝は6時から点灯。
コンセントなどスマホやカメラのバッテリーを充電できる設備はありません。

【ガスコンロ】
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ハットにはガスコンロがあります。ただし着火するためのライターかマッチが必要です。

【水】
水は豊富にあります。1泊目と3泊目はやや着色しています。これはタンニンが多く含まれているからだそうです。無味無臭で自然なものなので問題ありませんが、気になる方は煮沸して利用されるといいです。(煮沸している人はいませんでしたが。)

【トイレ】
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トイレは水洗です。非常にきれいです。トイレットペーパーも備わっています。

【宿泊棟】
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現地ではバンク(BUNK)と言います。2段ベッドに厚手のマットレスが常備されています。
寝袋のみ持っていくといい感じです。
バンクには番号があり、その日到着した人から好きな場所を選んで入口にあるシートに名前を書いて言います。

このほかにガイドトレックがありますがこちらの詳細はUltimate社のHPに載っています。
料金は18万円ほどしますがそれ相応のサービス・施設の提供を受けることができます。


とにかくこのハットの予約が最初の難関です。
ここが取れなくてもほかのトラックは空いていることがありますのであきらめずに。
また、時間的に余裕のある人は『スタンバイ』といってキャンセル待ちをすることもできます。
一人、二人くらいなら結構空きが出る場合もあるようです。


予約が取れたら次は個人装備の準備になります。
posted by 山一観光 at 10:55 | Comment(0) | ニュージーランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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